御木本メソッドグループレッスンin逗子

久しぶりの雨で関東の猛暑は一段落、しかし東北ほか記録的な長雨で大きな被害が出ている地域もあり、とても心配。

前回の投稿の続き…

Bachを弾く会と一緒に御木本メソッドのフィンガートレーニングのグループレッスンを企画していただきました。

何をしようかな、どんな流れになるかな、とあれこれと道具を詰め込んでいたら一泊旅行のような大荷物になってしまい(汗)。数日前に八ヶ岳からトウモロコシやトマトなど一抱え買って帰ったばかりで…車移動ではなかったのにどうしても欲しかった！…荷物の重さの感覚がマヒしていたかも。

受講してくださった方はそれぞれに痛めている場所があるとのことで、その点を考慮しながらストレッチからスタート。同じストレッチをしても腱の伸びを感じる場所が違ったり、硬直する癖のある場所も違う。徐々に自分の体の使い方の癖に気づいたり、動きづらいと思っていたところの可動域が広がったり…初めてのトレーニングならではの変化を見ていると自分がトレーニングを始めた(あるいは復活した)頃のことを思い出しました。とりわけスーパーボールを使ったストレッチは動きの方向を修正でき「不要な力を使わずに必要な力だけを使う」を意識できる最強ツールだなぁ、と改めて実感。

トレーニングボードも使いながら「ピアノを弾かずに演奏するための手をつくる…」の一端を体験していただき、筋肉の硬直がほぐれ腱がしなやかさを取り戻す様子を見ていると、常々御木本澄子先生がストレッチの重要性を説かれていた理由がよく理解でき、自分にも大変学びの多いレッスンになりました。

このようなレッスンの場を作ってくださり、また受講して下さりありがとうございました。